8/27(金) 始業式のようす
- 公開日
- 2021/08/27
- 更新日
- 2021/08/27
今日の大中
体育館で2学期始業式を行いました。体育館全面を使い、座席の間隔を十分にとりました。
校長は、次のような式辞を述べました。(全文掲載)
皆さん、おはようございます。
私たち教職員は、皆さんが元気に登校してくれることを心待ちにしていました。
皆さんの表情、挨拶の声、皆さんにとって当たり前かもしれませんが、その当たり前が、とてもうれしかったです。ありがとう。
今年の夏休みは、コロナの関係で、外出や集まりが制限され、残念な面が多かったと思います。特に後半は、部活動や寺子屋ができなくなるなど、さらに制限が強化されました。
私事ですが、社会体育で指導している生徒が全国大会に出場したのですが、直接会場に行って晴れ舞台を見てあげることができませんでした。大会直前も直接指導することができず、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
そんな時、私が皆さんに言い続けている、あの言葉が脳裏に浮かびました。そう、「不易」と「流行」です。
確認しましょう。「不易」は、いつまでも変わらないこと、「流行」は、時代時代に応じて変化すること でした。
皆さんがもし私だったら、「不易」と「流行」をどう捉え、どう行動しますか?
私がどう行動したかは、この場では話しません。知りたい人は、校長室に来て下さい。
さて、2学期は、他の学期よりも時間がたっぷりあります。自分次第で、自分を大きく進化させることができます。
ただ、コロナの影響で、急な対応をお願いする場合もあるかもしれません。
そこで忘れてほしくないのが「不易」と「流行」です。
状況が安定しない今だからこそ、「不易」ぶれてはいけない芯は何かを自分で判断し、「流行」柔軟に変えていかなければならないことを考え行動に移すことが重要になってきます。そこに「あなたらしさ」が表れるのです。
「不易」を判断し、「流行」に適した行動をする には、たくさんの情報を集め、いろんな技術を身に付けることが大切です。
まず、情報はテレビやインターネットなど、世の中に溢れんばかりにあります。それらの情報を、偏りがないようにキャッチすることが必要です。
言葉の意味を知り、時代背景を捉え、自然の流れをみつめることは大事です。また、海外の情報を直接取り込む力があれば、国際的な見方が一層広がります。
さらに、さまざまな芸術作品や音楽と接したり、多様な動きを学ぶことで、美しさを表現したり、正しい身のこなしができるようになります。
つまり、普段の授業で学んでいることは、みなさん一人一人が自分の意思で判断し、自分の意思で行動することに直接つながるのです。だから、しっかり学習・しっかり勉強をしましょう。
「不易」と「流行」を意識し、素敵な2学期になることを期待し、式辞とします。
式後、保健主事から、コロナ対策について再度確認の連絡がありました。
また生徒会長から、夏休み中の「大中の日」の取り組みについて、掲示のお願いがありました。