学校日記

癒やし 1 5月11日(月)

公開日
2020/05/11
更新日
2020/05/11

今日の大沢野中

 動物や自然を眺めていると癒やされませんか?
 学校周辺の画像とそれにまつわる話を紹介します。

 画像は、コシアカツバメと、その巣です。

 コシアカツバメは、赤い腰が特徴のツバメ科の鳥です。日本で見られるツバメ科の鳥は、主に、ツバメ、イワツバメだそうです。コシアカツバメはそのうち最も体が大きく、尾羽も長いそうです。コシアカツバメは画像のようなとっくり型の巣を作ります。ツバメはお椀型の巣です。

 ツバメ科の鳥は、「夏鳥」と呼ばれ、春に南から飛んできて、人家などに巣を作り、秋に南へ去る鳥です。飛んできて、去って行くことを「渡り」と呼びます。

 かつては、ツバメは町中の家の軒先に巣を作っていました。人がいるところの方がツバメにとって安全(他の動物に襲われない)だったようです。小学校ではツバメの生息調査をやっているところもありました。
 生活様式が変わってきたり、巣の下が汚れるので巣を撤去されたりすることもあったりして、町中が住みづらくなったようです。数が減ってきているようです。

 沢中の周りのコシアカツバメは、よい環境でのびのびとしているようです。

 ちなみに食材である「ツバメの巣」はアマツバメ科という別のグループの鳥の巣で、日本人に馴染みのあるツバメたちの巣のことではありません。