脱皮2 5月20日(水)
- 公開日
- 2020/05/20
- 更新日
- 2020/05/20
今日の大沢野中
5月15日(金)の記事で、ヤマトヌマエビの脱皮に関して、出した問題に対する解答と解説です。画像は、本日(20日)に水槽にあった抜け殻です。
Q:脱皮するのはなぜ?
A:成長(大きくなる)ため。
エビ類は体が「外骨格」という硬い殻でおおわれています。外骨格は柔軟ではないため、臓器(内蔵)が大きくなるにつれて窮屈になってしまいます。そのため小さくなった殻を脱ぎ捨てる「脱皮」をする習性があります。
脱皮は、成長段階である幼生期には「2日おき」、大人になると「3〜4週間おき」の間隔で行います。
Q:脱皮した殻はそのままにしておいてよいか?
A:脱皮した殻は水に溶けないので、ずっと水槽の下に残りますが、そのままにしておいて問題ありません。カルシウムなどのミネラルを含んでいるので、微生物が分解してくれたりヤマトヌマエビ自身が食べたりします。
Q:脱皮する動物を3つあげよ。
A:脱皮する動物は、昆虫を含む節足動物、爬虫類、両生類など。具体的には、カニ、ヘビ、トカゲ、セミ、トンボなど。