最新更新日:2024/06/21
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2024年度が始まりました。どうぞよろしくお願いいたします。

校長室からの独り言15  川除選手に・・・

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 クロスカントリー競技、パラリンピックの金メダリスト川除選手に来校していただけるということで、平成24(2013)年度の卒業アルバムを開いてみました。本校の卒業アルバムは文集とセットになったつくりとなっています。卒業生一人一人の卒業に向けて、思い出や感謝、決意が文集の中に感じられます。川除選手の文集には、猿倉ジュニアスポーツクラブに入ってから走ることが好きになったこと、4年生になって長距離の練習を始めて苦しかったこと、学校でも陸上クラブに入ってがんばったことが書かれ、努力すれば自分の力を伸ばせることを実感したと書かれています。そして“目標をもって走り続けたい”ですと締めてありました。
 小学校時代から、真摯に走ることと向き合っている姿が文集から伝わったことはいうまでもありません。何よりも驚いたのが、クラスのページの中に、何でもベスト3というコーナーがあり、オリンピックに出そうな人ベスト3に、川除さんをクラスのみんなが選んでいることでした。自身との戦いに真摯に向かうひたむきな姿をクラスのみんなが認めていたことが伝わってきます。みんなの期待を力としていく川除選手の素直な人間性が、世界をつかむ原動力になったのだと感じました。今期もワールドカップで世界での転戦、大沢野小学校の子供たちの憧れのまなざしも、必ず力としてくれることを期待しています。

校長室からの独り言14  背負うもの、それは・・

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 FIFAクラブワールドカップは、普段から共にチームとして連携を深め技術を高め合った仲間との阿吽の呼吸が、個々の技術を何倍にも引き出すチームワークが楽しみです。一方、ナショナルチームによるFIFAワールドカップは、国の文化や歴史を感じる戦術やスタイルの特徴が魅力です。そして、国を背負い戦う選手達に胸熱くなります。  
 4年生の宿泊学習の前日、子供HP記者の記事に学校の看板を背負って宿泊学習に行くと書かれていました。一人一人の行動や立ち振る舞いが大沢野小の恥とならないようにしたいという思いだったようです。初めての宿泊ということもあり、担任の指導も、義務や責務という集団行動の指導よりも、楽しかったという経験を大切にしていこうというスタンスだったようで、“学校の看板を背負う”という記事には驚いたようです。子供たちは、学校の外に出たとき学校の名前を背負い、家の外に出たとき家の名前を背負っているのかもしれません。それは、押しつぶされる重圧ではなく、いつもよりちょっと背伸びをしている大人の自分を楽しんでいるのかもしれません。リラックスできる居場所があるから、ちょっとおしゃれをして、余所行きの服を着て背筋を伸ばして出かけることも楽しくなります。そして、ちょっと余所行きの顔の自分は、ちょっと大人びている未来の自分をつくっていくに違いありません。
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