最新更新日:2024/06/27
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2024年度が始まりました。どうぞよろしくお願いいたします。

校長室からの独り言13  校歌は成長の証

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 長野県民は、仲間が集うと必ず最後に長野県歌「信濃の国」を歌うとテレビで紹介とされていました。富山県はどうだろうかと、職員室で教職員に尋ねると「富山県民の歌ってあるのですか?」という、寂しい答えも返ってきました。パナソニックでは、朝礼で社歌を歌う文化が今も続いていると聞きます。ピラミッド型の組織の象徴という反対意見もネットでは見られるが、所属観や愛社精神等、組織の意識を高めることで、仕事に対する責任感や能率が上がれば無駄と切り捨てるのも・・。そう思い、学校も職員会時に校歌を教職員でと投げかけたら、冗談かと笑い飛ばされ即座に却下されました。
 学校には、入学した子供たちに、高学年が校歌を教える文化があります。この文化に異を唱える人はあまり聞きません。4月当初、1年生の教室から毎朝のように、校歌が聞こえてきます。こんな学校生活を送りたいという願いを感じるし、小学生になったという自己の成長を喜んでいるようにも聞こえます。卒業を控えた6年生の子供たちは、始業式や終業式の節目に、「もう○回の校歌になった」と感慨深げに語ります。また、校歌は、成長を語るように、小学校の校歌は明るく弾むような曲調なのに対して、中学校、高校へと落ち着いた曲調で大人の趣を感じさせてくれます。校歌は、個々の成長を見守ってくれると共に、成長の証となっているのかもしれません。

校長室からの独り言12  すごいぜ!大沢野

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 生活科や図工の教科書に、身近な材料という言葉や地域題材という言葉があります。例えば、富山県の学校では、雪は大きな身近な材料であり、雪遊びや雪の中での造形遊びは、様々な感覚を呼び起こす材料となります。本校には、広葉樹も多く木の実や葉は、季節の移ろい等いろいろなことを教えてくれます。また、そこに生息する虫や鳥たちの季節の移ろいは、子供たちの興味をそそります。敷地内にある、川の水をそのまま引き込んだ池や川も、川の水量や季節によって異なった表情を見せてくれます。
 6年生が、総合的な学習の時間に、「集まれ!風の子の森」と、様々な思いをもち活動を進めています。活動内容については、子供HP記者や6年生で紹介されている通りです。敷地内にある「風の子の森」での活動は、大きな“沢”の大地である大沢野の豊かな「水」資源という自然と対峙してきた歴史をなぞっているようです。水と共に生きる、水を生かす、水を楽しむ、「水」を核として集まる生き物や人から大沢野を学び、大沢野を感じているようです。また、4年生の「MSO(見てみて、すごいぜ!大沢野)」で子供たちが立ち止まった八木山の滝、殿様清水、灌漑の歴史等々も「水」を核とした、まさに大沢野の「水」を核とした地域題材なのです。風土が子供たちを育てます。風土がつくった文化が人を育てます。大沢野の「水」はこの地に育つ子供たちの大切な産湯なのでしょう。
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