最新更新日:2024/06/27 | |
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校長室からの独り言7 自己調整力の育成夢や希望、目標に向けて段階を追って努力する、自分をマネージメントする力を自己調整力といいます。この力は、学び続ける力となり、生涯にわたってよりよい自分を模索することとなります。しかし、一朝一夕に身に付く力ではありません。幾度もの成功と失敗の経験の中で、身に付いてきます。37日間の今年の夏休み、欲張ることなく思い切って一つのことに挑戦できる夏かもしれません。何もせず英気を養うことも意味あるかもしれません。思いっきり体を動かすことも、読書に勤しむことも、家族や友達とゆっくり過ごすことも。コロナ感染の不自由を感じながらも、自分の時間として上手にマネージメントできる期間に違いありません。♪あー夏休み♪ちょいと終わらないで・・♫と後悔ではなく、♪終わらないで・・♫と思えるくらい十分に満足、満喫できる夏になることを祈っています。 校長室からの独り言6 少しずつ、少しずつ・・・先日より、少しずつ子供たち同士が仲間と対話できるコの字型の話し合い座席に変えていこうということになりました。この2年間、飛沫感染を心配した全員が黒板の方を向いての一斉授業が主流を占め、話し合いにおいても、黒板または、そこにいる先生に伝えている授業となっていきました。子供たち全てのやりとりが、先生経由の話し合いとなります。教師主導の♪鞭をフリフリチーパッパ♪♪のスズメの学校のイメージでしょうか。対話的で協働的な学びを実現しようとしている新学習指導要領と真逆のスタイルとなっていたのです。そのためか、仲間の話の分からないところや不思議なところを互いに話を聞き合うことが少なくなり、先生からの情報のみを聞いていればいいという受け身の授業となってきています。教室での子供たちの主体的に学ぼうとしていた姿をこのコロナ感染症がなくしてしまい、飛沫感染を防ぐためにただ座っている残念な授業に耐えていた2年間だったのです。今、仲間と何かを成し遂げる、仲間と共に考え問題解決していく、自分たちの手でやっているという満足感、そんな“魂”を呼び起こし、一人一人が自分の意志で学び生き生きと活動し、自立していく。そして、♪誰が生徒で先生か♪♪とめだかの学校のような、子供たちが嬉々として学ぶ場として、復活ののろしを上げたいと考えています。 |
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