最新更新日:2024/06/13
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2024年度が始まりました。どうぞよろしくお願いいたします。

校長室からの独り言7 自己調整力の育成

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 ♪あー夏休み♪、私たちの年代であればTUBEかサザンの曲で浮かれ気分の休み前のこの時期が一番楽しい時間でした。長期休業前、子供たちが夏休みの予定や学習や生活表を記入し、様々な計画を立てます。それは、いろいろな夏休みを思い浮かべることができる大切な時間なのです。学校にエアコンが設置され、長期休業とする必要がないのではという地域や学校もあるようですが、自分の生活を管理する力、自己調整力を身に付けていくためには、長期の休みは大切な時間なのです。夏休みの終わりに訪れる、恒例の後悔!長い夏休みの終わりの虚無感も大切なステップアップの薬なのです。
 夢や希望、目標に向けて段階を追って努力する、自分をマネージメントする力を自己調整力といいます。この力は、学び続ける力となり、生涯にわたってよりよい自分を模索することとなります。しかし、一朝一夕に身に付く力ではありません。幾度もの成功と失敗の経験の中で、身に付いてきます。37日間の今年の夏休み、欲張ることなく思い切って一つのことに挑戦できる夏かもしれません。何もせず英気を養うことも意味あるかもしれません。思いっきり体を動かすことも、読書に勤しむことも、家族や友達とゆっくり過ごすことも。コロナ感染の不自由を感じながらも、自分の時間として上手にマネージメントできる期間に違いありません。♪あー夏休み♪ちょいと終わらないで・・♫と後悔ではなく、♪終わらないで・・♫と思えるくらい十分に満足、満喫できる夏になることを祈っています。

校長室からの独り言6 少しずつ、少しずつ・・・

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 コロナ禍となり3回目の夏、コロナ3年度という有り難くない言葉も聞こえてきます。どのような形で収束していくのか不安な毎日を過ごす一方で、日常化し異常な生活に慣らされています。前を向いての黙食となっている給食、スキンシップが取れない毎日の指導、表情が読み取れない授業・・・。「教育活動を止めるな!」と、粛々と授業が行われ学習進度は保たれているものの、行事等も綱渡りではあるが実現しているものの、何か大きな落とし穴にはまっているような・・・。
 先日より、少しずつ子供たち同士が仲間と対話できるコの字型の話し合い座席に変えていこうということになりました。この2年間、飛沫感染を心配した全員が黒板の方を向いての一斉授業が主流を占め、話し合いにおいても、黒板または、そこにいる先生に伝えている授業となっていきました。子供たち全てのやりとりが、先生経由の話し合いとなります。教師主導の♪鞭をフリフリチーパッパ♪♪のスズメの学校のイメージでしょうか。対話的で協働的な学びを実現しようとしている新学習指導要領と真逆のスタイルとなっていたのです。そのためか、仲間の話の分からないところや不思議なところを互いに話を聞き合うことが少なくなり、先生からの情報のみを聞いていればいいという受け身の授業となってきています。教室での子供たちの主体的に学ぼうとしていた姿をこのコロナ感染症がなくしてしまい、飛沫感染を防ぐためにただ座っている残念な授業に耐えていた2年間だったのです。今、仲間と何かを成し遂げる、仲間と共に考え問題解決していく、自分たちの手でやっているという満足感、そんな“魂”を呼び起こし、一人一人が自分の意志で学び生き生きと活動し、自立していく。そして、♪誰が生徒で先生か♪♪とめだかの学校のような、子供たちが嬉々として学ぶ場として、復活ののろしを上げたいと考えています。
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