最新更新日:2024/06/06
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2024年度が始まりました。どうぞよろしくお願いいたします。

校長室からの独り言22 食べるクラスは元気!

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 会話を楽しみながらの賑やかな給食には程遠いものの、グループでの給食が再開されました。コロナ禍、高学年が楽しい給食の放送等を工夫し、食を楽しめる時間に知恵を絞ってくれていました。しかし、対面での食事と一定方向を見ての黙食とは、食欲が違います。教員の配りきりで、残食を減らしてきたものの、笑顔の食べキリンとはいかなかったようです。飛沫感染という恐怖で、食缶に残った残菜を、勢いよくみんなで取りあうような光景を封じてきたのも要因かもしれません。
 おかわり自由、大食漢の子供たちが満足そうに食べている様子は、クラス全体に波及し、食する喜びを感じるさわやかで心地よい時間をつくります。特に、食欲が湧かない時期でも気持ちよく平らげる子供たちを見ていると、こちらも元気になってきます。食の時間の元気は、食後の休み時間の元気となり、仲間との関係も良好にしていくような気がします。1年生の担任の時は、給食開始時期に大食漢の6年生を派遣してもらい会食しました。食べることの楽しさを1年生の子供たちが感じれるような雰囲気づくりが大切なのです。地産の食材が豊富になったり、伝統料理が出たり、家庭では食べなくなったメニュー等も多く工夫された給食もたくさんです。給食が楽しみな子供もたくさんいます。宿題を忘れても、献立表を見てくることは忘れない子供たちもたくさんいます。そんな“食”を楽しみにできる賑やかな給食時間が、早く普通に戻ること、祈っています。

校長室からの独り言21  “しつけ”の糸は・・

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 本校の100年誌「沢小物語」に、明治時代の教育が紹介されています。その中に、小学校生徒心得なるものがあり、第一条は、毎朝早く起き、洗顔歯磨き、整髪後に、「父母に礼をすべし」と書かれ、第三条には、学校に行く時と帰った時は、「父母、長上に礼をすべし」と書かれています。あいさつの励行が大切な“しつけ”とされていたことが分かります。本校では、児童会を中心にあいさつ運動が行われ、子供たちが知恵を絞りあいさつの励行に努めています。あいさつ旗コンテストを行ったり、下学年をあいさつ運動に参加させたり、あいさつの日常化を図っています。
 小学校生徒心得第一条のように、身なりを整えて親御さんにあいさつをするというスタイルは、サザエさんのカツオ君が行っていそうですが、核家族化した現在の家庭では、パジャマを着たまま歯ブラシをくわえて、「おはよう」と寝ぼけ眼でぼそっと発するのが関の山かもしれません。朝、親子がすれ違っても、あいさつひとつ聞こえないこともたくさん出てきているのではないでしょうか。そうは言っても、朝から「あいさつしられ」とガミガミ言うのもねぇ・・・。という感じでしょうか。しかし、この一言が、大きな習慣を形成したり、人間としての立ち振る舞いの基礎となったり、“しつけ”の糸となるのです。子供は、育てたいようには育たず、育てたように育つ!と言われます。“しつけ”の糸は、子供を思う親の愛情という一つ一つの行動なのです。立派なことを教え諭すということではなく、一つ一つ愛情をもってまず行動するのです。
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