最新更新日:2024/06/06 | |
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校長室からの独り言42 必要不可欠な実践!しかし、大きな、大きな声を出すのは、本番のために必要不可欠な訓練なのです。火災等でグランドに子供たちが避難したときには、パトカーや消防車が素早く駆けつけてくれることが予想されます。心配された消防団や行政機関、地域や保護者、サイレンの音や人や車で騒然となるでしょう。そのために必要不可欠な点呼、報告だから、日常から非常時と同じ行動を取るよう心がける必要があるのです。小学校では、月に一回必ず避難訓練を行います。火事、地震、不審者等々状況を変えながら訓練を行い、必ず反省をし本当に実践的だったかどうか見直します。情報とたくさんの想像を巡らしながら、命を守ることを考えます。それが、子供たちと命の大切さについて考える素地となります。命の教育は、単なるパフォーマンスではなく、必要不可欠な実践なのです。 校長室からの独り言41 本物の!素敵な人に私たちは、人を単に形だけを捉えているのではないのかもしれません。立ち振る舞いや言葉遣い等々を含め、様々な感覚を働かせて人となりを見ているのです。その人の優しさやたくましさ、繊細さ等の人となりを含めて、その人を見ているのです。彫刻家がつくった塑像には、彫刻家が感じた人となりが表現されているから、3Dプリンターよりも似ていると感じたのかもしれません。逆に言えば、格好良さやイケメンは、見た目だけでなく、立ち振る舞いや言葉遣い等々を含め、様々な要素が複合的に関わるに違いありません。鏡を見て、見てくれだけにどれだけ時間をかけても、中身を磨かなければ、本当に格好いい人にならないのかもしれません。立ち振る舞いや言葉遣い等の自分磨きが、本物の素敵な人になる近道に違いありません。 校長室からの独り言40 戦争と平和そんな中、「ちいちゃんのかげおくり」「一つの花」「ヒロシマのうた」等、国語教材の中に戦争教材があります。戦争背景が子供たちと遠くなり、想像の及ばない昔話となり、教材としての役割が果たせないということから、国語教材や資料として削減されていくこともあるようです。語り部の方のお話や戦中の写真やビデオ、手紙等々を使い、少しでも背景を感じながら、ちいちゃんやゆみ子等の心情に迫ろうとしています。反面、遠くなったと勘違いしていた戦争が、世界中に・・・日本にも。兵器、武器、弾薬を供給していることが、平和のためという皮肉で不可解な人間社会、風化させてはならないものを、今生きている私たちが大きな眼を開いて見極めて確実に残し続ける、考え続ける責務があるに違いありません。 |
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