最新更新日:2024/05/31 | |
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校長室からの独り言44 よい子、悪い子、普通の子!!世界で名をはせた偉人たちは、ある種独りよがりで“悪い子”も多かったようです。納得するまで妥協しない探究心に満ちた少年少女時代は、大人にとって決して都合が“よい子”ではなかったはずです。大人にとって都合が“悪い子”は、大人にとって都合が“よい子”以上にたくさんの経験をし、たくさんの物事を感じていきます。新学習指導要領の探求的な学習、協働的な学びは、「不思議だなぁ、どうしてそうなったのか」という、問題提起から始まります。「おや不思議だな?変わったなぁ」と思ったことを自分の目で確かめ解決していこうとする、飽くなき探求する心や批判的なものの見方等、子供たちの中に存在するそんな芽を大切に大切にしていくために、先生や親にとって都合が“よい子”にしないことも大切なのかと・・。 校長室からの独り言43 大人への道を!他の校種は座学が多いのに比べて、小学校は活動も多く教科内容も、知識以上に考え方や学び方を含めた感覚的な理解も含まれるので、一概に知識が多くてもそれだけでは太刀打ちできません。しかし、不思議だなぁという学びのスタートとなる大切な芽を小学校のうちに絶対に摘み取ってはならないのです。今年度の卒業生は、総合の学習や委員会活動の場で、たくさんのイベントを考えてきました。実現できたものもあれば、実現できなかったものもあります。しかし、こんな働きかけをしたら、学校生活がよりよくなるだろうかとか、こんな働きかけをしたら、家族や地域が仲良くなるだろうかと、学校や地域社会のことをたくさん考え、いろいろ思いを巡らせました。この経験は、地域社会への参画意識となって開花するのではと思っています。また、自分の周りに存在するたくさんの人を意識し、たくさんの人に見守られ育ってきた自身の幸せを感じ、肯定感を高め、様々な事にチャレンジできる大人への道を歩んでいってくれると信じています。 |
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