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最新更新日:2024/06/29 |
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10月9日(月)「スポーツの日に思う」![]() ![]() テレビでは連日、アジア大会やラグビーワールドカップでのすばらしい活躍が報じられている。中学生にとっては、この連休中には屋外競技の県選抜大会もあった。自分たちの力を試しNo.1を目指す。ストイックに努力し結果に向かう選手の姿は尊いし美しい。人々はその姿に惹かれ、応援し、自分も近づきたい・そうなりたいと願うのだろう。 しかし、「スポーツ=競技」ではない。上記のような「チャンピオンシップ・スポーツ」はスポーツの全てではない。 たとえば「ロードバイクに乗るのが趣味です」と言うと、「えっ!じゃあ、レースとか出られるんですか?」とかいう言葉が返ってくることが多いが、私は誰かと競いたくてペダルを回しているわけではない。ランニングをしている人は、皆マラソン大会を目指しているのではないだろうし、ウオーキングをしている人は競歩の選手になりたいわけではないだろう。 元陸上競技選手の為末大氏が「日本では、スポーツに『教育』の意味づけをしすぎているのではないか」というようなことを言っていた。 スポーツをその語源に遡ると、「気晴らしをする、休養する、楽しむ、遊ぶ」といった意味らしい。だからこそ「play」なのだろう。「生涯スポーツ」という言葉は、そんな意味を多分に含んでいるのだと思う。 外国では子供たちは様々なスポーツに触れるようになっているという。 子供たちが豊かなスポーツライフを送ってくれることを願っています。 |
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