閉会式では、校長先生から「合唱コンクールや文化部の作品づくり等、精一杯取り組めたことに自信をもってほしい」とお話がありました。また、文化活動発表会実行委員長からは、「合唱の練習のように、互いに励まし合いながらそれぞれの目標に向かってがんばっていきましょう」と全校生徒に向けた挨拶がありました。
　
　閉会式の後、３年に一度のスポーツ・文化後援会の記念公演が開催されました。今年度は、シンガーのＣＨＩＫＯさんをお迎えして、迫力あるパフォーマンスを披露していただきました。ピアノ・ベース・ギター・ドラムスのバンドメンバーの皆さんの演奏で、ＣＨＩＫＯさんのルーツであるアフリカの楽曲や富山県民謡の「こきりこ」等、素敵な歌声を聴かせてくださいました。また、「自分の嫌いなところにばかり目がいくようになっていた思春期。『どんな自分だったら好きになれるか？』と考え方を変えて、高校卒業後から歌い始めた」というご自身のエピソードも語ってくださいました。「本物」に触れることができた、とても貴重な機会となりました。　

　今年度の合唱コンクールも学年ごとの開催となりました。コロナ禍で様々な制限があり、苦労も多かったと思いますが、合唱リーダーを中心に、みんなで協力しながら、「学級の絆」を深めてきました。また、「縦のつながり」をつくることも意識しながら、先輩から後輩へと練習方法をアドバイスする機会を設けたり、２つの学年が合同で行うリハーサルをしたりすることで、学年の枠を超えて交流することができました。本番では、どのクラスも気持ちのこもった素敵な合唱を聴かせてくれました。

＜合唱コンクール結果＞
　１学年最優秀賞　１年１組
　　　　優秀賞　　１年３組

　２学年最優秀賞　２年１組
　　　　優秀賞　　２年４組

　３学年最優秀賞　３年３組（校内最優秀）
　　　　優秀賞　　３年２組　

【はじまり】　
　言葉をしっかり伝え、力強く歌いあげました。最後の盛り上がりも指揮者のもと見事に歌い切ったと思います。これまでの練習の積み重ねが、この素晴らしい歌をつくりあげたのだと思いいます。感動しました。　

【ヒカリ】
指揮者のもと、豊かな響きと強弱の変化、盛り上がりを見事に表現しました。男声パートの安定した響きとソプラノパートの高音、そしてアルトパートの響き合いが印象的でした。曲が伝えようとするものをしっかり理解して歌い上げる姿に感動しました。　

【虹】
　みんなで創り上げてきたことがひしひしと伝わってきました。各パートのバランスがよく、言葉がしっかりと伝えられていること、自信をもって歌っている姿に、３年生としての意識の高さを感じました。とても感動しました。　

【花がほほえむ】　
　音のぶれがなく、強弱の変化そして盛り上がりが見事に表現されていました。優しさと強さって何なのか考えながら聴くことができました。それだけ歌に引き込まれましたということだと思います。さすが３年生、とても感動しました。　

【リフレイン】
　各パート自信をもって歌えており、見事なハーモニーでした。指揮者をしっかり見て、強弱をつける様子は練習からの積み重ねを感じました。一人一人を、各パートを生かしながら歌えていることに３年生としての力を感じました。感動しました。　

　５組『マイバラード』
　各パートがしっかり生かされ、メロディーラインがとても美しく表現されていました。強弱の変化、音を伸ばす、切るなど、とてもよく練習されていました。これまで協力してきたことがよく伝わる、素晴らしい合唱でした。

　４組『輝くために』
　トップバッターでしたが、堂々と歌いあげて、学年をひっぱってくれました。パートの音程をしっかりとり、バランスを意識して歌をつくりあげていました。盛り上がりの力強さが特に素晴らしかったです。

　３組『あさがお』　学年優秀賞
　優しく歌い始めるところから、各パートの掛け合い、盛り上がりと強弱をつけながら歌われていました。歌詞を意識した曲想表現から、みんなでよく練習してきたことが感じられる素晴らしい合唱でした。