冬休み明けテストに取り組んで、つまずきを感じたところは、早めに見直すと理解が深まり、定着していきます。家に帰って確認してみましょう。

　１年生は、１限から５限まで、冬休み明けテストに取り組んでいます。これまでの復習として冬休みに取り組んだ内容がどこまで理解できていたかを確かめられたでしょうか。

　今日から３学期が始まり、生徒たちの元気な声が学校に戻ってきました。
　始業式では、校長先生から１冊の本について紹介がありました。タイトルは「君たちはどう生きるか」。人間としてあるべき姿を求め続けるコペル君とおじさんの物語です。すでに読んだことがある生徒もいると思いますが、学校で本を準備して、今後全校生徒に読んでもらう予定にしています。この本を通して、芯の通った生き方について考えてほしいと願いが伝えられました。
　３年生は義務教育最後の学期となり、自分の意志と責任で卒業後の進路を決定していきます。苦しい時期もあると思いますが、自分の成長の機会と捉えて、粘り強く取り組んでくれることを願っています。１、２年生にとっては、学年最後の学期であり、進級に向けて準備を進める「０学期」とも言えます。改めて、なりたい自分の姿を思い描きながら、今するべきことを考え、本気で取り組んでほしいと思います。

　本校の生活ノートに「生徒約束」が掲載されています。冒頭には「富山市立南部中学校の生徒一人一人が、学習する場として、品位を保ちながら、楽しく充実した学校生活を送るために、次のことを約束しよう」と書かれています。
　２学期に学級討議や生徒議会等で話し合い、生徒の意見を受けて見直した頭髪や服装に関する７つの項目について終業式に提案がありました。本日、始業式終了後の全校集会で校長先生から、教職員で話し合った内容の報告がありました。提案どおりになったものやそうではないもの、改めて確認したもの等、校長先生からの説明を、生徒たちは顔を上げて真剣に聞いていました。校長先生からは、「社会に出る準備としてＴＰＯに合った頭髪や服装について自分で考えることを大切にしてほしい。今回、全校生徒で考えたことに大きな意味がある。自分たちでよりよい南中をつくりあげていってくれることを期待している」とメッセージが伝えられました。
　尚、生徒約束の内容の変更について、改めて文書を配布する予定です。
　

　３年生にとっては最後の書き初め大会です。生徒の真剣な表情からは、３学期への決意が伝わってきました。「温故知新」の言葉通り、学んだことをもう一度考えたり調べたりしながら、新たな知識を自分のものにしてほしいと思います。色々な人から多くのことを学び、さらに成長していけるように頑張っていきましょう。

　始業式の後は、書き初め大会が行われました。３年生の課題は「温故知新」です。集中して、一画一画心を込めて書いていました。

　３学期最初の学活では、３学期の目標や新年の抱負を書きました。２年生の３学期は、「３年生０学期」とも呼ばれる大切な学期です。３年生の５月には修学旅行や運動会もあります。また、進路選択に向けて様々な形での取組も本格化します。「新品の心」で３年生のよいスタートを切れるよう、しっかりと準備を進めていってほしいと思います。

　完成した書き初めの「作品」は、早速廊下に掲示しました。一人一人の思いが伝わってくる作品がたくさんあります。

　「白梅の香」

　一人一人、お手本を見ながら丁寧に書き初めをしていました。冬休み中の練習の成果を出し切れるよう、心を落ち着けながら書き初めに臨む姿も見られました。完成作品が楽しみです。

　３学期もたくさんの場面での２年生の活躍を期待し、２学年スタッフ一同応援しています。