１１月２９日に平和講話をしていただいた石原智子さんから、二年生のみなさん宛てに素敵なお手紙が届きました。学年集会でもその一部を紹介したのですが、２年生の様子から、「南中プライド」が石原さんにも伝わったようで、うれしく感じました。
　「来年の修学旅行での再会を楽しみに待っています。」というあたたかい言葉もあり、石原さんの優しさも伝わってくるお手紙でした。

　そして、こんなメッセージも添えられていました。

「みなさんのご両親も、我が子を育てることに責任と夢をもっているのですよ。
　安心して過ごせる日々は親からのプレゼントです。両親からいただいた命に感謝して精一杯生きようね。」

　学年集会での説明を受け、早速、課題に挑戦しているクラスもありました。修学旅行実行委員のメンバーがジャンル分けしてくれた建造物やキーワードから、自分が興味をもったものを選び、調べて紹介スライドをつくっていきます。１時間あまりの短時間で、２００以上の項目を選び出し、ジャンル分けしてくれた実行委員には、学年集会の中でみんなで拍手を送る場面もありました。
　各教室では、「○○について調べたいな。」とか、「たくさんあって迷うな。」などとつぶやきながら作業を進めている生徒もいました。また、「なぜ京都なのだろう？」という課題もあり、平和学習での学や、京都の情報等を参考にしながら考えていました。
　本格的な事前学習は３学期からのスタートですが、そのための資料づくりとして、真剣に取り組む姿から、修学旅行を楽しみにしている思いが伝わってきました。どのような班別学習になるのかとても楽しみです。

　学年集会後半は、学年スタッフから生活面、学習面について、話をしました。また、来年度の修学旅行に向けての事前学習の進め方の説明も行いました。
　金沢校外学習に始まり、合唱コンクール、平和学習、進路学習・・・たくさんの行事や学びがあった２学期。学年生徒会、書記会、班長会、各専門委員会主催でもたくさんの取組をこなした２学期。いっぱいがんばった２学期が、よりすてきな「３年生０学期」につながることを期待しています。最後に、「３学期は３年生０学期」と捉え、３年生への準備をしっかり進めてほしいとメッセージを送り、学年集会を終えました。

　学年生徒会に続き、書記会、班長会の代表生徒からも、それぞれの取組の成果と課題、そして、３学期の取組予定が報告されました。それぞれに、ねらいを定めて考えて実践した取組がたくさんあり、成果も大きかったようです。班長会からは、提出物強化週間の優秀クラスの表彰もありました。
　学年生徒会、書記会、班長会、いずれもメンバーが自主的に集まって、企画・運営した取組がたくさんあります。そんな雰囲気が伝わっているのか、専門委員会や修学旅行実行委員会でも自主的な取組が広がっていて、頼もしい限りです。

　学年集会では、２学期の振り返りとして、まず、各クラスのよかった点と今後の課題が学級代表から紹介されました。その後、学年生徒会主催で行った取組の成果と課題の報告がありました。それぞれが担当した取組について、実際のようすや、振り返りアンケート結果を基に、どのような点で成果があり、どのような点に課題が残っているかなどを細かく分析した結果を、分かりやすく説明していました。その報告書を見ながら、真剣に話を聴く２年生の姿が、印象的でした。
　学年生徒会からの報告の最後に、家庭学習強化週間で、平均学習時間が多かったクラスが表彰されました。順位はつきましたが、どのクラスも僅差でした。教室では、個人の表彰もありました。進路選択を１年後に控え、さらに家庭学習を充実させていけるといいと思います。

　昨日行われたキラキラさせ隊の活動の様子です。ボランティアの人も参加して、廊下のほこりを取りに出発しました。協力してくれたみなさん、ありがとう。

　社会の授業では、金融の仕組みについて勉強しているクラスもありました。難しい内容ですが、生活に密着していることです。少しずつ理解を進めましょう。

　数学の授業では、先生の解説を聞き逃すまいとする姿、すぐに自分で解いてみる姿がたくさんありました。さすが３年生です。

　理科の授業では、季節と時刻、そして、方角から、見える星座が分かるようになろうという課題に取り組みました。夜空を見上げて、分かるようになるとよいですね。

　英語の授業では英作文に取り組みました。英語が苦手な人も、書ける英文を増やすことで身に付くことがたくさんあります。シンプルな英文をたくさん覚えましょう。