最新更新日:2024/05/17
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2024年度が始まりました。どうぞよろしくお願いいたします。

校長室からの独り言44   よい子、悪い子、普通の子!!

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 1980年代、『欽ドン!よい子、悪い子、普通の子』というバラエティ番組があった。よい子、悪い子、普通の子の生活場面の違いをフィクション・ノンフィクション入り混ぜた視聴者の投稿でコントができるのです。特に“悪い子”は、ありそうで憎めなかったり、無駄に尖っていてコミカルに見えたり、個性的でほのぼのしてきます。今、核家族化し子供たちは一心に親の寵愛を受けていることもあり、親にとって “よい子”である子供が多くなっています。かつての様々な偉人伝の中の少年少女達のように、質問攻めで親たちを困らせたり、大人の理屈に簡単に納得しなかったり、様々なくらしの場面で、「ねえ、どうして・・?」「何で・・?」と尋ねる子供たちも、親の困っている顔を見ると引き下がっていきます。
 世界で名をはせた偉人たちは、ある種独りよがりで“悪い子”も多かったようです。納得するまで妥協しない探究心に満ちた少年少女時代は、大人にとって決して都合が“よい子”ではなかったはずです。大人にとって都合が“悪い子”は、大人にとって都合が“よい子”以上にたくさんの経験をし、たくさんの物事を感じていきます。新学習指導要領の探求的な学習、協働的な学びは、「不思議だなぁ、どうしてそうなったのか」という、問題提起から始まります。「おや不思議だな?変わったなぁ」と思ったことを自分の目で確かめ解決していこうとする、飽くなき探求する心や批判的なものの見方等、子供たちの中に存在するそんな芽を大切に大切にしていくために、先生や親にとって都合が“よい子”にしないことも大切なのかと・・。
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