会食の日は、全部で３日間を予定しています。全クラスは入れないので、各クラス数名ずつ、一クラス分の人数がサルビアルームで会食しました。総合的な学習の時間で、会食について調べていた子供たち、来年度の会食の実現に向けて新しい挑戦の始まりです。

　学年の仲間と交流会食を行いました。用務員さんが作成してくださったクリアパネルを利用し、向かい合って給食を食べるのは久しぶりです。普段は向かい合わせで給食を食べることができなかったので、席に座る子供たちの笑顔に、私たちも嬉しくなりました。

　いよいよ卒業式前日となりました。他学年より一時間多く残って準備をする５年生は、張り切って掃除や会場作りに協力していました。下校していく６年生が、私たちに「ありがとうございます」と声をかけてくれたのが心に残りました。明日巣立っていく６年生、素敵な一日になりますように。

　春を感じる気持ちよい天気の日に、久しぶりの５０ｍ走の記録を計りました。追い風ということもあり、子供たちも「風の子」さながらコースを駆け抜けていきました。朝トレーニングで継続して走っている子たちは、予想通り記録が伸びていました。みんなの頑張りが伝わってきます。

　お祝い週間ラストは、５年生と６年生のバスケットボール対決でした。バスケットボールのルールも分かっていない５年生もいましたが、６年生は温かく見守ってくれていました。６年生と一緒に遊ぶ機会がなかったこともあり、バスケットボールを一緒にでき嬉しそうな５年生でした。

　お祝い集会では、各学年が準備した出し物を６年生と一緒に楽しみました。どの学年も、６年生の笑顔を引き出す魅力的な出し物でした。５年生は「いっしょにやりたい」と言っていました。　

　５年生と１年生が、代表で花束とメッセージカードを渡しました。５年生のプレゼントプロジェクトチームが１００人以上もいる６年生の人数分用意をしてきたので、６年生の喜ぶ姿を見て５年生も喜んでいました。

　綱引きあり、ひらがなや計算さんバトルあり、雑巾リレーあり、６年生クイズありの楽しい出し物に、会場全体が幸せな気持ちに包まれていました。みんなの気持ちが６年生とつながり「一体感」を感じる時間がゆっくり流れていきました。

　２ヶ月以上かけて計画や準備をしてきた集会を成功できたことは、５年生にとっても大きな自信になったことと思います。誰かのために一生懸命取り組んだ時間は、これから最高学年に向けて歩んでいく５年生の大きな経験になりました。振り返りの言葉の中には「６年生になったら下級生に優しく接したい」「６年生のようなお手本となる姿を自分たちも見せたい」という言葉がありました。この集会を通して、一人一人の心が最高学年へと確実に動き始めているのを実感しました。

　一人一人が、６年生のためにできることを考えて行動しています。