学校日記

校長室からの独り言9 日本人の美徳

公開日
2022/09/09
更新日
2022/09/09

風の子情報社 校長室からの独り言支局

 コロナ感染症が7たびの流行となり、暑い季節ではあるもののマスクは必須アイテムとなっています。しかし、「コロナよりも怖い熱中症」と言われ、場面を考えての着脱、熱中症から命を守ることも要求されています。このマスク生活も、コロナ感染症の始まった時期はなかなか定着しなかったものです。特に下学年は、顎マスク、鼻マスクと言われ、どのようにしたら定着するのか知恵を絞ったものです。そのうちに、マスク生活があたりまえとなると、逆にマスクを外すことに抵抗感を示す子供も多くなっています。
 あたりまえのマスク生活に至った経緯を思い返すに、流行当初は子供はほとんどかからないが、高齢者はかかりやすく重症化しやすいということでした。そんな中、子供たちにとって、おじいちゃんやおばあちゃん達を守ることということが、マスクを徹底させた大きな要因だったように思われます。自分たちよりも、“人のために”という必要感を感じていった子供たちの心の内を考えるに、愛おしく感じます。家族の命を守りたい。そのためにという思いが大きな原動力だったのです。おじいちゃんやおばあちゃんがかかると大変だから、実家に帰省できないという、たくさんの若者達のニュースが後押ししていたように思われます。現代の子供たちは、・・・と、日本文化のよいところが失われてきている箇所を指摘されることも多いようです。しかし、“優しさや思いやり”、“人のために”という心根のある、このマスク集団の子供たちは、まさに日本人の美徳を備えているのではないでしょうか。