校長室からの独り言11 ほくほくの満足顔
- 公開日
- 2022/10/11
- 更新日
- 2022/10/11
風の子情報社 校長室からの独り言支局
秋晴れのさわやかな気候の過ごしやすい季節となっています。快晴日は、富山県では年間15日しかないないそうです。年間の快晴日数は、1位の埼玉県58日の約4分の1という、希少な快晴日なのです。2学期は、様々な外での活動や行事が多くなりますが、晴れの日が少ない富山では、天気と相談しながらの変更も多くなります。楽しみにしている行事の前には、“てるてる坊主” をつくり、神頼みをする子供たちの姿は愛おしく感じます。
今年度の宿泊学習は、どの学年も極めて天候に恵まれ終えることができました。まさに北陸の曇天で、熱中症の心配も少ない有り難い気候となり、ほぼ予定したメニューを行えました。6年生にとっては、小学校生活最初で最後の宿泊、5年生と4年生にとっても初めての宿泊ということで、不思議な光景がいっぱいでした。コロナ禍、外風呂の経験が少なくなったこともあり、今まで以上に風呂場は珍百景だったようです。ロッカーやカゴに服を入れないのはあたりまえ。浴槽まで転々と脱ぎ捨てられていく衣服。靴下を履いての入浴。入浴後、体を拭かないで脱衣所に行くのはあたりまえ、石けんをつけたまま体を拭いたり、近くにあるタオルをマイタオルにしたり・・・。「地獄絵のようだった・・・」と、引率教員。それとは裏腹に、 “みんなで” ということがこんなに楽しいのかと思うくらい、子供たちはほくほくの満足顔で風呂を後にしていったようです。