5年生 命の教育〜「思いやりの心」を育む
- 公開日
- 2023/12/28
- 更新日
- 2023/12/28
5年生
1組は、「わたしがいじわるオオカミになった日」を聞き、私たちは何を考え、どう行動すればよいか考えました。子供たちからは、1度はオオカミ化し、悪口を言ってしまった主人公が2度目は踏みとどまり、「弱い自分に勝つ」こと、「同調を抑えること」を中心に話し合いが進められました。また、いじめっ子はなぜ悪口を言ってしまうのか、その背景にまで踏み込んで想像する子供たちの姿から、子供たちが学習課題に正対し、多面的な見方で考えているように感じました。
2組は、「わたしがいじわるオオカミになった日」を聞き、登場人物の気持ちを読み取り、主人公の立場になって考えました。子供たちは「どうしていじめっ子は突然、嫌なことを言うようになったのか」や「どうして周りの人は見ているだけなんだろう」とお話の中で疑問に思ったことを議題に挙げ、友達との話し合いを通して考えを深めていました。しかし、物語のことについてはたくさん考えることができた子供たちが、自分のことになると極端に考えられなくなったので、自分事として考えられるようになることがこれからの課題だと感じました。
3組は、「わたしがオオカミになった日」をもとに、だれもが安心して、楽しく過ごすたえに大切なことは何か、話し合いました。悪口を言われた時の気持ちや、悪口を言ってしまった時の気持ちなど、自分の経験と比べながら考えていました。みんなが安心してくらすために、「相手の気持ちを考えること」や「見て見ぬふりをしないこと」などの意見がでました。一人一人が人権について考えるきっかけになったと思います。