7月27日(水) アセスとセルフエスティームの夏季研修会が行われました。
- 公開日
- 2022/07/29
- 更新日
- 2022/07/29
そ の 他
7月27日(水)10:30から本校会議室で、アセスとセルフエスティームの夏季研修会が行われました。
本校では3年前まで、Q−U(学級集団をアセスメント)調査を基にした、教員が生徒に適切な支援をするための研修会を行ってきましたが、生徒一人一人が居心地のよさを感じる学級集団づくりのために、生徒個人への理解と個別支援がベースにあると考え、Q−Uからアセス・セルフエスティームに切り替えました。
「アセス」は、広島大学大学院の栗原教授が開発した学校環境適応感尺度であり、生徒を個別に支援するための正確な見立てを行うことができるツールです。
「セルフエスティーム」は、日本ウェルネススポーツ大学の近藤卓教授が開発した「SOBA−SET」であり、生徒の自尊感情をどう育てるか、個別支援に生かすことができる自尊感情測定ツールです。
どちらも、生徒一人一台のChromebookを使い、事前にアンケート形式で回答します。その後は、自動集計され、学校にある校務用PCで個票を出力したり、校内研修会で分析ができたりすることから、富山市内でも小中学校で徐々に活用が広がっています。Q−Uは、業者に診断や個票の印刷を依頼することから、毎年予算化が必要でしたが、この2つの心理テストは無料で実施できます。
研修会では、3人のケースについて、酒井カウンセリング指導員から個票を基にした支援についての解説の後、2学期からの個別支援に生かすために各学年に分かれて研修会を行いました。