7/21(水)1学期終業式 式辞
- 公開日
- 2021/07/21
- 更新日
- 2021/07/21
今日の大中
本日(7/21)1学期終業式を行い、校長は次のような式辞をしました。
今日で1学期が終了し、明日から36日間の夏休みが始まります。昨年の夏休みは何日間だったか覚えていますか? 10日間でしたね。昨年に比べると、3.6倍もたっぷりとゆとりのある夏休みです。ワクワクしている人も多いのではないでしょうか。
「夏休み」「冬休み」「春休み」は、学生の特権です。残念ながら社会人には、これだけ長い休日はありません。もちろん私たち教職員にも、夏休みはありません。3年生の中で、中学を卒業したらすぐに働こうと考えている人は、今回が最後の夏休みになります。学生には、知識と教養、人間力を高めるために、自由な時間やチャンスが多く与えられているのです。だからこそ学生であるみなさんは、「夏休み」を、人間力を高めるための期間にしなくてはいけないのです。
さてこれまで、あるキーワードを使って皆さんにお話ししてきました。「不易」と「流行」です。確認しましょう。「不易」は、いつまでも変わらないこと、「流行」は、時代時代に応じて変化すること でした。
夏休みにおける「不易」と「流行」について、考えてみましょう。
「不易」これは、目標を掲げて生活するということです。何のために今そうしているのか、意味のある時間を過ごすようにしましょう。
「流行」今年は、工夫のしどころが満載ですね。コロナにより、行動の範囲や内容に制限がありますが、だからこそ何ができるか、何をなすべきか、それぞれの着眼点・発想力が試されていると言えます。やり方は無限です。それが自分にとってのプラスになると考えたら、すぐに行動に移しましょう。うまくいかなかったら、別のやり方をすればいいのです。理屈より行動です。
「不易」目標をもって努力する。
「流行」いろいろな視点・新しい視点で、切り拓く。
夢を持ち、その夢を実現させるために目標を立てて頑張ることができるのは、地球上の全生物の中で私たち人間だけです。人間らしい夏休みにしましょう。「不易」と「流行」を意識し、お互い素敵な夏休みになることを期待し、式辞といたします。