学校日記

1月19日(水) 14H国語科「少年の日の思い出」課題解決学習

公開日
2022/01/20
更新日
2022/01/20

1年生の活動から

 「低く『ちぇっ』と舌を鳴らし、しばらくじっと僕を見つめていたが、それから、
『そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな。』と言った。」

 「ちょうを一つ一つ取り出し、指で粉々に押しつぶしてしまった。」

 重大な過ちの謝罪に来た友人に取ったエーミールの言動。もうどうしようもなくなって、自分の宝物を自らつぶす「僕」。
 こういった描写が印象に残っている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 少しずつ大人になっていくこの時期、これまでなら許されて何とかなったことも全てがそううまくいくとは限らなくなります。考えの無い衝動的な行動は、やはり周囲にも自分にも不幸を招くことが多いです。
 そんな現実的な面や二人の人物の言動がリアルに受け止められたのか、最初に読んだときから生徒たちは、この物語に引き込まれたようでした。

 今は自分で選んだ課題に真剣に取り組んでいます。深い読みや工夫されたレポートの完成が今から楽しみです。