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8月6日(水)「ラボ de 校長室」
- 公開日
- 2025/08/06
- 更新日
- 2025/08/06
校長室から
食塩の結晶づくり。
種になる結晶づくりから始めて10日間ほどです。
自然にこんな形になるんですよ。
1年生で習う溶解度の勉強です。
家庭にあるものでできるので、やってみては? -
7月29日(火)「益虫なんだけどなぁ」
- 公開日
- 2025/07/29
- 更新日
- 2025/07/29
校長室から
「ハチが巣をつくっているんですが・・・」と報告を受け、現場を見に行った。
アシナガバチだ。
アシナガバチはおとなしく攻撃的ではないので、下手に反応しなければ襲ってくることはない。
付近は工事中で生徒が近づくこともない。
それに、毛虫をエサにしているので、いてくれたほうが毛虫が湧かなくて助かるはずだ。
・・・だが、体育館の東側のひさしの下。
生徒のいる体育館に入ってくるとやっかいだ。逃げ回る生徒にまとわりつく様子が目に浮かぶ。そうなったら刺されないとも限らない。
逡巡したが、落とすことにした。
毛虫が増えなければいいのだが・・・
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7月25日(金)「例のヤゴを育てています」
- 公開日
- 2025/07/25
- 更新日
- 2025/07/25
校長室から
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7月14日(月)「考える人」
- 公開日
- 2025/07/14
- 更新日
- 2025/07/14
校長室から
校門の近くにある「考える人」の像。
「何を考えているのだろう」
「ここはどうなっているのかな」
・・・実は、それを見る人自身が作品「考える人」になってしまうことに気付いて。ドキドキします。
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7月2日(水)「やられたっ!」
- 公開日
- 2025/07/02
- 更新日
- 2025/07/02
校長室から
中庭の縁に置いた鉢。
メダカの幼稚園のつもりでした。
ところが、先月はあんなにうじゃうじゃいた稚魚が今は見当たりません。
よーく見ると、何やら動くものが…
!…ヤゴだ!(写真の真ん中にいます)!
そう。きっと稚魚たちはこのヤゴのエサになったのです。
「食物連鎖」は3年生で習います。
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6月30日(月)「ハーフタイム・デー」
- 公開日
- 2025/06/30
- 更新日
- 2025/06/30
校長室から
本校の中庭「創作テラス」に置かれているたくさんの鉢。
2年生の技術科の授業で栽培しているミニトマトです。
だいぶ育ってきました。
トマトやキュウリが実をつける様は、理科で勉強することが実感できる教材でもあります。
水やりのあとが涼しげです。
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6月23日(月)「生成AI利用記」その4
- 公開日
- 2025/06/23
- 更新日
- 2025/06/23
校長室から
うわさの、文章からその内容にあった図版を作ってくれるAIに、今月中旬にデジタル庁から出た「教育DXロードマップ概要代替テキスト」を投げ込んでみました。
数秒で、この内容のいろんな部分の図表を示してくれたうえに、そのうち一つを選ぶと、さらにそのバリエーション(配色などが違う)がいくつも示されます。
下の図はその一つ。
図版をつくることに悩む時代から、できた図版のどれがいいか選ぶことに悩む時代になるのかなぁ。 -
6月20日(金)「夏のど真ん中(一日前)」
- 公開日
- 2025/06/20
- 更新日
- 2025/06/20
校長室から
明日6月21日(土)は「夏至(げし)」。
太陽が最も高く登り、昼が最も長い(夜が最も短い)日 です。
その前日の今日、上滝の地にエーデルワイスが流れる時刻の写真です。
このあとは、どんどん日没が早くなっていきます。
※次回「秋分(の頃)」をお待ちください。
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6月9日(月)「生成AI利用記」その3
- 公開日
- 2025/06/09
- 更新日
- 2025/06/09
校長室から
リンク:「生成AI利用記」その1
リンク:「生成AI利用記」その2
その1の最後にこのように書いた。
「何度やりなおしを命じても、思いつきのアイデアを投げかけても、嫌がらず即座に対応してくれるのだ。」
このことをデータサイエンティストの安宅和人氏(本県出身!)は「悟り・解脱の境地」と語っていた。
たしかに、あんなふうに思いつきの仕事を投げかけられたうえに次々とやり直しさせられたら、私だったら平静ではいられないだろうなぁ。
生成AIは、莫大なデータを背景にして、文章などを実に素早く作成してくれる。先に挙げた規約など、定型的なものは得意中の得意だ。
しかし、裏を返せば「背景になるデータのないもの」は、どうしようもない。
例えば、体育大会であなたが感じたあのうれしさや悔しさ
例えば、あなたの小学校のときのあの思い出
例えば・・・
きっと「体育大会の感想を書いて」と入力すればそれっぽいものを出力してくれるだろうが、そこには「あなただからこそ感じたこと」「あの体育大会だからこその出来事」はない。
生成AIが誰でも自由に使えるようになった今、むしろ、どんな体験をしたのか、そこで何を感じたのか、何を考えたのか、などの「あなたならでは」の姿勢がより一層大切になっているのだ。
※本当に「体育大会の感想を書いて」と入力してみた。1分もしないうちに、以下の3つのパターンで回答が返ってきた。
↓
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6月6日(金)「観測問題」
- 公開日
- 2025/06/06
- 更新日
- 2025/06/06
校長室から
授業中の教室に入ると、そのとたんに何かが変わることがある。
生徒の姿勢、周囲との何気ない会話・・・
普段の様子そのままを見たいのだけれども、見ることによってその様子が変わってしまう。
毎日の「観測問題」だ。
(写真)山が夏らしくなってきました。
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6月5日(木)「ここに民間の着陸船が」
- 公開日
- 2025/06/06
- 更新日
- 2025/06/06
校長室から
今日も退勤時に月が見えました。
今日ここに日本の民間開発の着陸船が着陸にチャレンジしました。
2度目の挑戦でした。
着陸時に通信は途絶えたようです
…が、民間企業のチャレンジに拍手!
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6月5日(木)「どんどん孵っています」
- 公開日
- 2025/06/05
- 更新日
- 2025/06/05
校長室から
メダカの稚魚がつぎつぎと孵っています。
「少子化」はないようです。
(ちなみに富山市の令和6年の出生数は2326人)
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6月4日(水)「上弦を過ぎていました」
- 公開日
- 2025/06/05
- 更新日
- 2025/06/05
校長室から
退勤時、久しぶりに月を見ることができました。
太陽が西に沈む時間帯なので、月の右半分(西側)が
明るく見えます。
さらには、これがほぼ頭上に見えることは、月に比べて太陽がものすごく遠くにあることを教えてくれます。
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6月4日(水)「生成AI利用記」その2
- 公開日
- 2025/06/04
- 更新日
- 2025/06/04
校長室から
最近の流行を試してみた。
今年度最初の記事に職員写真がある。
これを生成AIに預けて
私「ジブリ風にして」
・・・で、出来ました。
・・・ちょっと人数が減ってますが。(続く)
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6月3日(火)「生成AI利用記」その1
- 公開日
- 2025/06/03
- 更新日
- 2025/06/03
校長室から
プライベートな話です。
先日、住んでいる町内で、管理する駐車場の規約があればよいという話になった。
早速、例の対話型生成AIに投げかけてみた。
私「駐車場貸出の規約をつくって」
・・・AIから回答がある。
AI「以下に、一般的な「駐車場貸出の規約」の雛形を作成しました。必要に応じて、ご希望の内容や状況に合わせてカスタマイズできます。」
・・・わずか数秒。立派な規約だ。・・・除雪はそれぞれでしてもらいたいなぁ。
私「除雪などの環境整備を行わない、ということを明記したい。」
AI「承知しました。「貸主は除雪などの環境整備は行わない」旨を明記した条項を追加した修正版を以下にご用意しました。」
・・・確認。確かに追加されている。
この調子で、さらに何度かやりとりして、細かい意図を反映させた。
ついでに契約書もつくってもらう。
私「これに合わせた契約書をつくって」
AI「以下に先ほどの利用規約に準拠した契約書のひな形を作成しました。実際に記入・署名できる形式になっています。」
・・・確認。もう少し簡単なものでいいなぁ。
私「簡単な形で取り交わしたい」
AI「堅苦しい文言を省いたシンプルで短い契約書の例をご用意しました。」
・・・確認。
最後は人の目と手で仕上げたものの、こうして数十分のうちに規約と契約書がつくられた。
人を介すと、ここまで何日かかることだろうか・・・
生成AIがもつ一般的な文書をつくる威力は絶大だ。
そして、何度やりなおしを命じても、思いつきのアイデアを投げかけても、嫌がらず即座に対応してくれるのだ。(続く)
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6月2日(月)「メダカの幼稚園」
- 公開日
- 2025/06/02
- 更新日
- 2025/06/02
校長室から
若い頃、理科室の水槽でメダカを飼おうとしたことがありました。
空気を送り込んだり、濾過材に通して循環させたり。毎日いろんな向きからのぞき込みました。
・・・しかし、うまく育てることはできませんでした。
同じく、実験で使うカナダモ(アナカリス)を育てようとしたことがありました。
実験で使う水槽にカナダモを入れ、水を替えたり、光に当てたり。
・・・これもうまく行きませんでした。
今、中庭ではメダカと一緒に入れたカナダモがどんどん成長しています。
そして、あまり世話をしなくても、メダカも育ちます。
「育てよう」と思ってあれこれ手をかけることが、かえって育ちを妨げることがあるようです。
育つ相手に合わせて環境を整えることが大事だよ、と教えてもらった気がします。
今年も、メダカの稚魚がかえり始めました。
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5月30日(金)「今日あったこと」
- 公開日
- 2025/05/30
- 更新日
- 2025/05/30
校長室から
今日、お客さんがありました。
玄関から上がる階段で「こんにちは」と挨拶する生徒たち。
(挨拶してくれるかな?)という私の心配は杞憂でした。
美術の授業を少し参観されました。
「自分から発言したい、という生徒たちですね」
と言っていかれました。
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5月29日(木)「古いアルバムの中に」
- 公開日
- 2025/05/29
- 更新日
- 2025/05/29
校長室から
校長室の棚には歴代の卒業アルバムがあります。
そこにある最も古いものの表紙には「1956」とあります。ちょうど70年前の卒業アルバムです。(今年の3年生の卒業アルバムは「2026」)
中をめくると授業の様子を写した写真がありました。当時の生徒も真面目に授業に臨んでいたようすがうかがえます。
・・・しかし、
この70年間で世の中は大きく変わったはずです。特にこの数年の変化はすさまじい。
だから、この写真と同じような授業をしていてはいけないと思っています。
令和からみた昭和は、平成からみた大正、昭和からみた明治です。2つ前の時代と同じことをやっていていいはずはありません。
そして、国も県も市も、そう求めています。
ところで、今いる教員たちも、写真のような授業を受けて育ってきた大人です。自分たちが受けたこともないような授業の在り方を、全国で今、模索しています。
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5月27日(火)「未来に向かって・・・」
- 公開日
- 2025/05/27
- 更新日
- 2025/05/27
校長室から
学校経営グランドデザインに示した今年度の重点の一つは「未来に向かってたくましく生きていこうとする意欲の向上」。
その方策として「異年齢交流を利用した自己有用感の育成」を挙げています。
中学校では、全員が関わる異年齢交流の機会は、実は、まれです。
異年齢交流はあっても、限られた範囲であることがほとんどです。
先週の体育大会はその貴重な機会でした。3年生は下級生に団演技を教えたり、競技のコツを教えたりしました。先に挙げた2年生の掲示物には、3年生への感謝やあこがれ、来年への希望がありました。これを3年生が目にすることで、3年生の「やってよかった」という気持ちは一層深まるでしょう。今年度はこうした機会をきちんと捉え、「未来に向かってたくましく生きていこうとする意欲」を高めていきたいと考えています。
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5月15日(木)「何も置いていない階段」
- 公開日
- 2025/05/15
- 更新日
- 2025/05/15
校長室から
ここは本校西側の階段の3階。
3階に教室のある1年生だけでなく、理科室や家庭科室を使うときに使います。
この先は行き止まり。施設のメンテナンスのために階段が続いています。
「立ち入りが禁止されているから」ではなく、「ロープや鎖で遮断されているから」でもなく、生徒が自分で考え、判断し、適切に行動できるようになってもらいたいと考えています。また、そうできるよう指導していきたいと考えています。
そのための小さな一歩です。