学校日記

太平洋と大西洋

公開日
2020/05/20
更新日
2020/05/20

5年の部屋

週の初め、みなさんからミニテストの答案が届きました。
難しい問題にもチャレンジしてあり、
みなさんがこれまで家庭学習にがんばって取り組んできたことが伝わってきました。

海洋の名前を覚える時に間違いやすい字があります。
「太平洋」と「大西洋」です。

どちらにも「たい」という字が入りますね。
太平洋は「太い」
大西洋は「大きい」というよく似た字を書きます。
ややこしいですね。
この字の違いには、こんな理由があるのです。

 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 どちらの海も明治時代に外国から呼び方が伝わってきました。

【大西洋の話】
 ヨーロッパの人から見て西側にある大きな海は
 外国では「大きな西の海」という名前で呼ばれていました。
 意味をそのまま漢字にして
 「大西洋」と呼ばれるようになりました。

【太平洋の話】
 昔マゼランという探検家がこの海をわたった時、
 嵐にあわなかったことから、
 外国では「平和な海」と呼ばれていました。
 日本の名前をつける時には、平和を意味する"太平"という字があてられ、
 「太平洋」という名前で呼ばれるようになったのです。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


同じ「たい」という読み方ですが、
意味が違うのですね。
名前を覚える時「なぜそういう呼ばれ方をしているのか」と調べてみると
覚えやすいですね。