昨年の卒業式に、ウォルト・ディズニーの夢をかなえる4つの秘訣を紹介しました。成功には、4つの「C」、「Curiosity – 好奇心」「Confidence – 自信」「Courage – 勇気」そして「Constancy – 継続」が必要であると、ウォルト・ディズニーは言っています。夢を叶えるために、ウキウキ感、わくわく感やドキドキ感、どうなるのだろう？何があるのだろう？という見えない物への期待感等の「好奇心」が人を動かします。やってみたいという好奇心が行動を起こさせます。
　子供ＨＰ記者の記事を見ていると、同じ事象でもそれぞれの見方で異なった心の動かし方をしている子供たちの心の中のウキウキやワクワク、ドキドキが見えてきます。子供たちは、くらしの中にある何気ないことの中にも、好奇心を働かせています。日々新鮮感をもって臨んでいるようです。毎日の生活を変化のないつまらないものにしているのは、変わらぬ見方をして、新しいウキウキやワクワク、ドキドキを見つけることができない自身の見方に問題があるのかもしれません。学習指導要領には、多面的・多角的見方という言い方で、様々な教科の中で物の見方を広げることが言われています。教科の勉強を通して、多面的・多角的なものの見方という資質能力を育てていくと、何気ない、日々変わらぬ日常が異なった見え方をするようになります。そして毎日が、新鮮で心ときめく日常となるのです。毎日のつまらない（？！）授業で、多面的・多角的見方を広げる中で、つまらないと思っていた日常に、一気に光が差してくるのです。