校長室からの独り言5 令和の子供たちの学び
- 公開日
- 2020/05/15
- 更新日
- 2020/05/15
校長室から
一年生の廊下には、二年生の絵が並んでいます。学校生活を語るのびのびとした絵は、新入生にとって大きな意味をもつ教材です。私が担任だったら、一ヶ月はこの作品を使って、国語や算数、生活等の勉強を進めるかもしれません。絵を見ながら、「一年生になったら・・・」と、見通しやめあてをもち、これからの生活の期待感を広げます。その過程で、仲間の話の聞き方、話し合いのルールから、集団生活のルールを学んでいきます。仲間と学び合う楽しさや意義も感じとっていきます。一枚の絵から、二年生の活動の様子を想像したり、心持ちや気持ちを推測したりすることは、相手を思いやる心の入口となります。集団の中での仲間との関わり方を考えることになります。
教科書を学び知識を身に付けた私たち昭和の子供、教科書で学び考えを深めた平成の子供、そして令和の子供たちは、教科書等を通した知識や思考力だけでなく、身の回りの不思議を大切に学び方等を身に付け、これから出会う数多くの問題を解決できる資質能力を身に付けます。いよいよ始まります。新学習指導要領と共に、令和の子供たちの学習が・・・。未知なる時代を生き抜く子供たちの学びが・・・。