学校日記

校長室からの独り言7 みんな頑張っているよ!!感謝

公開日
2020/06/03
更新日
2020/06/03

校長室から

 子供たちの明るい声が戻り、新生活様式としての学校生活がスタートしました。何よりも子供たちの笑顔と出会い、はつらつとしているのは教職員たちではないでしょうか。水を得た魚、子供と学ぶ教職員といったところでしょうか。教育界では、昔からどんなに頑張っても、教職員は褒められることはないと言われます。子供たちが褒められたとき、それは教職員が褒められたことであり、直接的に頑張りが褒められる職場ではないというのが定説です。
 しかし、今の教職員の動きを見ていると、思わず褒めたくなります。学力を保証する教材研究や授業準備といった通常の業務はもちろん。学年始めにコロナの不安、いつも以上に子供たちの心や体の変化に敏感にならなければなりません。課業中は、密にならない配慮、換気や手洗い、マスク着用の指導等、繰り返し繰り返し。下校後は、教室の消毒と清掃からトイレの清掃まで。とにかく頑張っているのです。プライベートでも、解除後の解き放たれたい感覚を抑えて、不要不急の外出を控えている若手教職員のけなげな姿にも頭が下がります。今、コロナ収束を願いがんばっています。子供たちも声を掛け合い、仲間との物質的な距離を意識して頑張っています。保護者のみなさんも、休業期間だけでなく、再開後のお弁当づくり、健康管理等いつも以上に張りつめておられることと思います。様々な職場でも、ご苦労は想像を超えるものしょう。「みんな頑張っているよ!」と空に向かって大きな声で叫びたい。六年生の声かけによるコロナ収束を願っての全校での千羽鶴づくり、お互いを褒め合い、支え合う、やさしい気持ちを大きな声で伝えているようです。感謝。