校長室からの独り言9 学校文化をつくる子供たち!
- 公開日
- 2020/06/26
- 更新日
- 2020/06/26
校長室から
コロナ対策で短縮している子供たちにとって貴重な休み時間に、校長室を訪れる高学年がいます。学校再開から児童会が続けてきた千羽鶴の活動、全校から千羽以上集まり先生方には巨大鶴で協力して欲しいというお願いです。次は、子供たちが発信してきているホームページ記者として、4コマ漫画を載せてもいいかという伺いです。その次は、全校で取り組む「めざせ天瀬○○マスター」の6年生によるプロモーションVTRの紹介です。最後は、環境委員として、天瀬の森をもっと憩いの場所にできないだろうかという相談なのです。どの子供たちも学級や学校での役割を果たしつつ、もっとくらしやすい学校を思い浮かべ提案してくるのです。
学級や学校の活動には、維持的な活動と創造的な活動があると考えています。学校生活を維持するために、日常的に進めなければいけない、継続的な活動。続けることの大切さを学ぶと共に、社会を維持するベースとなる地道な仕事の必要性を感じ、社会の一員としての役割を身に付けていきます。一方で、維持するだけではなく、もっと過ごしやすいとか、もっと使いやすいとか、よりよい方法を模索する主体的で能動的な活動も、くらしをつくる上で大切になります。今子供たちは、それぞれの持ち場で学校の文化を創(つく)っているのです。集団の一員として。